傾向
管理人の嗜好の傾向。
[CP]
・主人公は基本右。
・リバは基本的にナシ。
・公式イケメンは基本左。
・受けキャラ至上主義。
・受けキャラがいればあとはなんでもいい。
・かっこいくてもかわいい。
・かわいくてもかっこいい。
・お兄ちゃん/ギャップ萌え属性
・女の子/NLCPもすき。
-----------------------------------
・テニス(幸村くん中心)
仁幸(仁)、282、白幸、柳幸
跡幸など幸村右と、リョマ右も
・イナイレ(円堂さん右)
ブレイク、海外、バンガゼ
円春・ウル円
・FF7(クラウド右)
セフィクラ至上
・ハルヒ(キョン右)
古キョン、会キョン
キョン長
[dream]
・男主and女主
・恋愛≦仲間・友情
-----------------------------------
(ただ今の萌え)
・片倉小十郎(BSR)
伊達正宗(BSR)
松永久秀(BSR)
・幸村精市(TNS)
白石蔵ノ介(TNS)
・クロロ(H×H)
なんか趣味がばれる…
夢は読むのと書くのではジャンルに差異あり
[CP]
・主人公は基本右。
・リバは基本的にナシ。
・公式イケメンは基本左。
・受けキャラ至上主義。
・受けキャラがいればあとはなんでもいい。
・かっこいくてもかわいい。
・かわいくてもかっこいい。
・お兄ちゃん/ギャップ萌え属性
・女の子/NLCPもすき。
-----------------------------------
・テニス(幸村くん中心)
仁幸(仁)、282、白幸、柳幸
跡幸など幸村右と、リョマ右も
・イナイレ(円堂さん右)
ブレイク、海外、バンガゼ
円春・ウル円
・FF7(クラウド右)
セフィクラ至上
・ハルヒ(キョン右)
古キョン、会キョン
キョン長
[dream]
・男主and女主
・恋愛≦仲間・友情
-----------------------------------
(ただ今の萌え)
・片倉小十郎(BSR)
伊達正宗(BSR)
松永久秀(BSR)
・幸村精市(TNS)
白石蔵ノ介(TNS)
・クロロ(H×H)
なんか趣味がばれる…
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dream menu
[Dream Menu]
メモ段階のようなものなので、いずれも名前変換に未対応。
一定以上溜まったらなんとかするかと…今は未定。
←↑古 新↓→
※BASARA作品について※
1、2英雄外伝、3宴のみプレイ済
他はプレイ予定ありません。3キャラは出る場合が無きにしも非ず、ですが3のストーリーに関することは無視する可能性高いです。武将について――特に伊達家については様々捏造しておりますので、史実が好き、捏造嫌いな方は読まずにお帰り下さい。
ちなみにアニメも映画も未視聴。基本的に英雄外伝のみで稼働してます。
※テニス作品について※
資料は20.5/40.5巻のみ、知識穴だらけです。
妄想や捏造、原作との相違をスルーできない方は閲覧をお控えください。
各話タイトルオンマウスで説明有
■男主人公
・戦国BASARA
「双竜と鳳雛」
[成長編] 01/02/03/04/05/…
[幼少編] 01/02/03/04(sss)/…
[番外編・梟と鳳雛] 01/…
・Hunter×Hunter
「愛本家と蜘蛛」
01/02/03/…
・One Piece
「夕暮」
01/…
・Whithle!
「青風」
01/…
・Lucky Dog 1
「黒猫ちゃん」
01/02/…
■女主人公
・戦国BASARA
「お嫁様」
「愛姫」
01/…
「家族シリーズ」
さみしがりな君へ5のお題(幼少期)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
夜露に濡れた仔猫(元就)
怖がらないで、甘えてごらん(佐助)
放っておけない(政宗)
躊躇いは捨てろ(小十郎)
いつでも近くにいるよ(幸村)
・The Prince of Tennis
「青い道」
01/1.5/02/03/04/4.5/05/5.5/06/
6.5/07/08/09/10/…
「立海大家族!」
設定とsss/病気の話/…
「学校の怪談」
01/…
「チェリー」
01/…
「彼と彼と彼女の話」
01/02/…
「たまごの中の愛の色(仮題)」
01/02/03/04/05/06/6.5/07/…
■短編(男女混合/オンマウスで説明)
・戦国BASARA
戦国時代10題
[配布元:沈黙夜宮(ttp://karis.obihimo.com/c/)]
血生臭い夕焼けの戦場を駆けて行く
可憐なる姫よ、戦に出でよ
我が屍の先に天下があるのならば、越えて行け
華の武将に影の忍
・The Prince of Tennis
たったひとつのその椅子に、
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「そろそろ、機嫌を直してくれないか」
[オムニバス形式短編集]
もういい加減
その他メモ記事
Title/お嫁様メモ/夢設定/双竜ネタメモ/OPメモ
メモ段階のようなものなので、いずれも名前変換に未対応。
一定以上溜まったらなんとかするかと…今は未定。
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※BASARA作品について※
1、2英雄外伝、3宴のみプレイ済
他はプレイ予定ありません。3キャラは出る場合が無きにしも非ず、ですが3のストーリーに関することは無視する可能性高いです。武将について――特に伊達家については様々捏造しておりますので、史実が好き、捏造嫌いな方は読まずにお帰り下さい。
ちなみにアニメも映画も未視聴。基本的に英雄外伝のみで稼働してます。
※テニス作品について※
資料は20.5/40.5巻のみ、知識穴だらけです。
妄想や捏造、原作との相違をスルーできない方は閲覧をお控えください。
各話タイトルオンマウスで説明有
■男主人公
・戦国BASARA
「双竜と鳳雛」
[成長編] 01/02/03/04/05/…
[幼少編] 01/02/03/04(sss)/…
[番外編・梟と鳳雛] 01/…
・Hunter×Hunter
「愛本家と蜘蛛」
01/02/03/…
・One Piece
「夕暮」
01/…
・Whithle!
「青風」
01/…
・Lucky Dog 1
「黒猫ちゃん」
01/02/…
■女主人公
・戦国BASARA
「お嫁様」
「愛姫」
01/…
「家族シリーズ」
さみしがりな君へ5のお題(幼少期)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
夜露に濡れた仔猫(元就)
怖がらないで、甘えてごらん(佐助)
放っておけない(政宗)
躊躇いは捨てろ(小十郎)
いつでも近くにいるよ(幸村)
・The Prince of Tennis
「青い道」
01/1.5/02/03/04/4.5/05/5.5/06/
6.5/07/08/09/10/…
「立海大家族!」
設定とsss/病気の話/…
「学校の怪談」
01/…
「チェリー」
01/…
「彼と彼と彼女の話」
01/02/…
「たまごの中の愛の色(仮題)」
01/02/03/04/05/06/6.5/07/…
■短編(男女混合/オンマウスで説明)
・戦国BASARA
戦国時代10題
[配布元:沈黙夜宮(ttp://karis.obihimo.com/c/)]
血生臭い夕焼けの戦場を駆けて行く
可憐なる姫よ、戦に出でよ
我が屍の先に天下があるのならば、越えて行け
華の武将に影の忍
・The Prince of Tennis
たったひとつのその椅子に、
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「そろそろ、機嫌を直してくれないか」
[オムニバス形式短編集]
もういい加減
その他メモ記事
Title/お嫁様メモ/夢設定/双竜ネタメモ/OPメモ
CP story
[CP story Menu]
CP要素のあるSSはこちら。
基本的に男×男のCPしかありません。
←↑古 新↓→
※テニス作品について※
資料が20.5/40.5巻のみなので、原作と相違する点が多々あるかと思いますが、それをご了承いただける方のみご覧ください。
捏造や妄想が苦手な方には全く向いておりません。
タイトルオンマウスで簡単に説明
■The Prince of Tennis
・幸村くんと仁王(仁幸仁)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
即物的恋愛十題
「珍獣の飼い方10の基本」
まずはかわいがってきにいってもらいましょう
とてもきちょうで、めったにてにはいりません
かわったものにきょうみをもちます
だっそうにきをつけましょう
さびしがらせてはいけません
かまいすぎるのはあまりよくありません
おこらせるとおもわぬはんげきをうけます
かいぬしのへんかにびんかんです
きほんてきにマイペースです
ていきてきにけづくろいをしてあげましょう
・幸村くんとみんな
「果てなき世界と果てなき僕ら」
支部連絡会編
01/02/03/…
[短編]
・幸村くんと仁王(仁幸二)
[title by Discolo(ttp://discolo.tuzikaze.com/)]
この手には微かでも確かな温もり
・他幸村くん受けとか
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「僕がいなきゃ駄目だって、気にさせるんですよ」
■涼宮ハルヒ[凍結]
・古キョン
スレてる3年前古泉と現代キョンくん 01/02…
エイプリルフール
さくらんぼのへた
りんご飴 01/02/03…
安眠と羊?
父と子 01/02…
きょうだい
プレゼント
他お蔵入り1
CP要素のあるSSはこちら。
基本的に男×男のCPしかありません。
←↑古 新↓→
※テニス作品について※
資料が20.5/40.5巻のみなので、原作と相違する点が多々あるかと思いますが、それをご了承いただける方のみご覧ください。
捏造や妄想が苦手な方には全く向いておりません。
タイトルオンマウスで簡単に説明
■The Prince of Tennis
・幸村くんと仁王(仁幸仁)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
即物的恋愛十題
「珍獣の飼い方10の基本」
まずはかわいがってきにいってもらいましょう
とてもきちょうで、めったにてにはいりません
かわったものにきょうみをもちます
だっそうにきをつけましょう
さびしがらせてはいけません
かまいすぎるのはあまりよくありません
おこらせるとおもわぬはんげきをうけます
かいぬしのへんかにびんかんです
きほんてきにマイペースです
ていきてきにけづくろいをしてあげましょう
・幸村くんとみんな
「果てなき世界と果てなき僕ら」
支部連絡会編
01/02/03/…
[短編]
・幸村くんと仁王(仁幸二)
[title by Discolo(ttp://discolo.tuzikaze.com/)]
この手には微かでも確かな温もり
・他幸村くん受けとか
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「僕がいなきゃ駄目だって、気にさせるんですよ」
■涼宮ハルヒ[凍結]
・古キョン
スレてる3年前古泉と現代キョンくん 01/02…
エイプリルフール
さくらんぼのへた
りんご飴 01/02/03…
安眠と羊?
父と子 01/02…
きょうだい
プレゼント
他お蔵入り1
女性向けブログサイトです。(詳細はABOUTにて)
2011/10/15 (Sat)
ドリフターズようよう買ってきましたよおおおお!
他の何我慢しても平野先生の本は買う!読む!!
あーひどいグロい相当おもしろい
あのシリアスと狂気とギャグと美しさの同居はたまらんです
絵に拒否反応ない人はぜひ!
てか絵、癖になるよ、美しいよ
出版は結構ゆっくりだけど、待っても待っても読みたいと思うよ平野先生…
本屋で山積みなってて先生人気やなあってほくほくした
ヘルシングも相当好きだったたまらなく
イベントの布教ペーパーを手に取った己マジグッジョブて何度思ったか
つか布教ペーパー作った人ほんとありがとうございますありがとうございます!
他の本は我慢するぜー
ユーベルブラッドの新刊出たら考えるけど
あれは、どうなの、先生(not平野先生)忘れてないよねえ…?
まあある意味キリがついてたから、1章終わり的な感じで間を開けているのかもしれないけど…
ぬん…楽しみに待ってるんだ…
続きはこじゅ夢
他の何我慢しても平野先生の本は買う!読む!!
あーひどいグロい相当おもしろい
あのシリアスと狂気とギャグと美しさの同居はたまらんです
絵に拒否反応ない人はぜひ!
てか絵、癖になるよ、美しいよ
出版は結構ゆっくりだけど、待っても待っても読みたいと思うよ平野先生…
本屋で山積みなってて先生人気やなあってほくほくした
ヘルシングも相当好きだったたまらなく
イベントの布教ペーパーを手に取った己マジグッジョブて何度思ったか
つか布教ペーパー作った人ほんとありがとうございますありがとうございます!
他の本は我慢するぜー
ユーベルブラッドの新刊出たら考えるけど
あれは、どうなの、先生(not平野先生)忘れてないよねえ…?
まあある意味キリがついてたから、1章終わり的な感じで間を開けているのかもしれないけど…
ぬん…楽しみに待ってるんだ…
続きはこじゅ夢
*こじゅ夢
*時代背景とか知らねえ!史実知らねえ!捏造ばっちこい!
*戦国時代の知識とか蓄えてないので色々目を瞑らないといけない単語とか事象とかあると思います…
*こないだ書いたお嫁様ものだけどすでに設定と違ってきているというダメさ加減
手の中に納まる、ちいさな御守をきゅうと握りしめて、名保はもう戻ることはないだろう己の部屋を一瞥した。
小さいながらも領地を預かる武家の一門に生まれ、ひめ、と呼ばれて育った自分は明日から、妻という役を背負うこととなった。
生家は今父が支え、次代となる兄は領地をまとめ治める奥州王の膝元で学んでいる。
今年で23になる4つ上の姉はすでに他家へ嫁ぎ、昨年は立派に妻としての務めを果たしていた。
会うことはもうほとんどないが、時々交わす文では散々、妻としての責任や役割について諭された。
いつか己も背負うことになるのだから、と。
姉を他家へ嫁がせたことが父の何かに触れたのかどうかは推測でしかないが、運び込まれる縁談を渋い顔で取り下げていた父が、適齢期を幾ばくか超してしまった今ようやく重い腰を上げた。
今年で19、10を超えるか超えないかで嫁ぐ姫もいる中では「いき遅れ」と指を差されてもおかしくはない年齢といえるだろう。
名保自身はそれをどう、と思ったこともないが、世話をしてくれている乳母や女中などがそわそわしていたのは傍でずっと感じていた。
それでも、女は…特に多少なり権力のある御家の娘であればなおのこと、その身は自分のものではない、御家のものだ。
「使い道」がなければ戦場に出るのも良し、あまり積極的になりたくはないが尼になることも、多少名保の頭を掠めていた。
昔から何にでも興味を示し、渋る父と兄を説き伏せ宥めすかして手にした刀の腕は父や兄には及ばぬものの、女にしておくのは惜しいと家中の者に言わしめる程には上達した。
己の婚姻を聞かされたのは、やはりなるならば戦女か、と考えていた矢先のことだった。
それも、その婚姻にはどういうわけか奥州を総べる伊達家の後押しもあり、もとより断るという選択肢などないものの、万が一そのようなことがあれば御家断絶も覚悟せよとばかりの力を持って現れたのだった。
父が奥州の前筆頭・伊達輝宗様と親交を深めていたことは当の父より耳にしたことはあったが、その関係なのだろうか。
目の前に座し、喜んでいいものか悲しんでいいものか表情を作りあぐねている父の様子から読み取るのは難しかったが、父と現筆頭・伊達政宗様の間で何がしか御話合いがあったのだろうことだけは察せられた。
「元より、輝宗様とは互いの子を娶せるのも良いなと畏れ多くもお話を頂いてはおったのだが、何せ歳が合わなんだ故、お話は水に流れたのよ」
確かに、我が家の女子は姉と名保のふたりだけで、その下には弟が2人続いたが、一回りも父より年齢のお若かった輝宗様の御子は皆、年下だった。
大事な御家の子に年増を嫁がせるわけにもいかず、また当主同士の親交は深くとも父の地位は決して高くなく、所領も戦の要所となるほどの場所ではないとなれば、嫁がせるに大した価値もなく。
輝宗様は酷く残念に思ってくださったようだが、父としては多少安堵もしていたようだった。
「伊達の御家との婚姻は流れたのだが、どうやら政宗様はその話を何処からか聞きつけたようでな」
そこで、父は細く息を吐いた。
どうやら政宗様の聞きつけた噂というのはそれだけではないようだ。
「お前が武を嗜み、自ら厨に立ち、馬に乗り…おおよそ姫らしからぬ所業を様々行っておることを聞きつけた御様子で、それが如何にして竜の琴線に触れたのやらは儂としても首を捻るところではあるのだが」
父の恨みがましい視線を受けて、名保は内心で苦笑した。
もちろん姫としての嗜みとして、茶も華も、琴も舞もお針も学んだ。
唯に名保は、好奇心も知識欲も旺盛だっただけなのだ。
もちろん体を動かすような武・芸だけでなく、書や兵法なども身に付けていった。
通常の姫としては一線を画す所業の数々はしかし、型破りと噂の筆頭殿には興味の対象と成りえたようで。
「此度の婚姻は政宗様が直々に嫁探しをし、畏れ多くも名保、お主に白羽の矢が立ったのじゃ」
儂もお前の嫁ぎ先には悩んではおったが、このようなことになるとは。
苦笑交じりで吐くため息に名保も苦笑を返し、ようやく口を挟んだ。
「して、婚期も逸した私を引き取って下さるのは、どちらの御方なのでしょうか」
19になった自分と娶せるような相手だ、相当の年上であることも考えられる。
政宗様直々にお探しになるほどの方であれば、もしや近親や側近などの御方ではあるまいな、名保の頭にさっと現奥州筆頭の率いる臣の方々の噂や影が過ぎる。
政宗様が今年御年17となること、そしてその御当主様による臣の洗い直しのため一新された奥州軍内は、確か以前に比べ大分と若い組織となったのではなかったか。
そんな中で自分と御年の合うような方など。
名保の思考がぐるりとそこまで辿りついて、合わせるように父の口からその名が滑り落ちた。
「お前が嫁ぐのは、奥州筆頭独眼竜政宗様の右目と名高い、片倉小十郎景綱様だ」
卯月の頃
その日、伊達藤次郎政宗は珍しくご機嫌だった。
それもこれも、数日前に飛ばしていたある打診に対する返答が色良いものであったがためで、今はその返答の書を手にある人物を探して場内を歩いていた。
きっとこの知らせを届ければ、それを聞いた相手は盛大に眉を顰め、ただでさえ鋭い眼光をさらに獰猛に光らせてこの奥州筆頭にさえ食って掛かるであろうことは目に見えていたが、そんなことは今の政宗には恐れるに足らない。
4年だ。
政宗が手に持つ書に関する内容事で頭を悩ませてきた年月は。
ようやく巡ってきた好機、これを逃す手はない。逃す気もさらさらない。
機嫌の良さを足音でも表すかのように床板を踏みしめつつ向かうのは対手の執務部屋。
「Hey!小十郎、入るぜ」
締められた障子に向かって声を掛け、返事を聞く前には開け放つ。
その行儀が良いとは言いにくい所作に、部屋の主――片倉小十郎景綱は癖になってしまった眉間の谷をさらに深める。
そしてその深さと同じほどの声の調子で軽く主を窘めた。
「入室の声掛けと共に障子を開け放つとは」
「お前の婚姻が決まったぜ」
「――――は?」
はしたない、と諌めの言葉が飛ぶのを承知していたように被せてきた政宗の言葉は、一度小十郎の耳を通り抜け、意味を確りと掴ませる前に衝撃だけを残していった。
対する政宗は面白いものを見つけた子供の表情そのままに、にやりと口角を上げ、左の竜の目もいつになく楽しそうな光を刷いていた。
その眼を呆然と見返しながら、小十郎は我が耳を疑った。
今しがた聞こえた冗談のような言葉に脳内をかき回され、「智の片倉」と称される秀でた頭脳も働くことを許されない。
「一月後だ。よかったな、お前もようやくいっぱしの男だ」
「っ、は、ちょっ、とお待ちください、え、今、何と…?」
聞き間違いであって欲しい。
血の気の多い軍内で常に冷静であることを己に強いていてそれを見事に成しているはずの男は今、現実を正面から見つめることさえ放棄したいほど混乱していた。
今、目の前の方は何を、何と仰った?
己の耳が正常であると仮定するならば、”婚姻”と、そう言わなかったか―――?
「Marrige――婚姻、だ。お前が、嫁を娶るんだよ。Do you understand?」
小十郎にとってそれは、まるで雷が落ちたかのような衝撃だった。
己の身から迸るそれも、目の前の方からぶつけられたそれも、今ほどの衝撃を己に与えたことはない、そう思うほどのことだった。
呆然とする彼に、政宗はちとやりすぎたか、と不安にもなったが、いや、このくらいしないと気が済まないとすぐに心を立て直した。
この片倉小十郎景綱という男、どこまでも政宗に忠実で、人何倍も警戒心の強い政宗からの全幅の信頼に応えることだけを生きがいとしているような、臣としては実に有能で稀有な人物だ。
小十郎の最も大切なものは政宗であり、それ以外の何ものでもない。
一にも二にも、三四を飛ばしてその先もすべて、政宗で埋め尽くされているような男。
そんな小十郎は政宗より10歳上であり、27歳になる今年に入っても浮いた話ひとつもなく、当然のように独り身であった。
27にもなればもういい加減いい年で、いくら男性の婚期は長いとはいえ、初婚も迎えず、というのは珍しい。
それも、奥州王の腹心などという立場の者であれば尚更のこと。
彼に懸想する女がいないわけでもなく、彼へ婚儀の申し入れをする御家がないわけでもない。
総べては小十郎自身が、そのような話を浮いたと思った瞬間には沈めてきたからである。
そんな彼を、最も近くで見ている政宗が気に掛けないわけもなく、再三結婚しろと言を呈しても、小十郎は要らぬの一言で切って捨ててきた。
自分の守るものは政宗様ただひとり、それ以外など持つ気にもならねば、邪魔なだけだとにべもない。
13で政宗が正室を迎え入れるまでは、政宗様より先に祝い事を身に入れるわけにはいかぬと突っぱね、そう言われてしまえば政宗も黙るしかなかった。
そうしていざ政宗が正室を迎えれば先の言葉で寄せ付けない。
女が嫌いなのかと思えばそうではないらしいことは彼の義兄であるところの鬼庭綱元から聞き知っていた。
ただ本当に、持つ気がないのだと、一時は政宗も小十郎の嫁の件についてはあきらめようとしたこともある。
それでも諦めなかったのは、偏に彼に家庭を持たせてやりたいと思ったからだ。
血を繋ぐこともその内に含むが、何より、小十郎の地位は彼が己一代で築いたもので、旧く連綿と継いできたものを彼は持たない。
政宗の住む城の目と鼻の先に屋敷を構えておきながら、彼がそこへ帰ることがほとんどないことを政宗は知っていた。
小十郎としては己で築いたものを己の代でなくそうとも構わず、政宗様が己の血を尊んで下さるというのであれば子ぐらいどこぞで作ってくることもできますと言い切れるほどには家族も家庭も持つ気がない。
だがそれは――政宗がいやだと思った。
家族というもの、夫、妻、父、母、子…そういったものにどこか憧れじみた感情を投影する政宗は、小十郎のつくる家庭が見てみたかった。
そして、しあわせだというその気持ちを、彼に味わってほしいと思った。
実際政宗自身も、愛姫を娶ってからは心穏やかになる日々が増えたことを実感している。
慣れるまでは手探りでたまには傷つけあうこともあり、しかしそれでも、触れた手のあたたかさは確かに己の内側を優しく癒してくれたのだ。
このしあわせを、己の最も信頼する男に、己をいつでも助けてくれた男に、味わってほしい。
そしていつか、自分の前以外でも微笑みを浮かべられる男になってもらいたい。
それだけだった。
ただ、小十郎が政宗を気に掛けるように政宗も小十郎を気に掛けているために、娶せる娘の選定には口出し手出し――ついには家中を押しのけ自分がそれを仕切り、自らの眼鏡に適う相手を探し求めたため、長く時間がかかってしまったことは悔いることのひとつではあるが。
しかしそのおかげでようやく己も、そして家中も納得のいく娘を選び取ることが出来た。
そしてその娘から(正確にはその娘の御家からだが)、伊達という威圧を受け、断ることなどできない状況を作ってからではあったが色好い返答をもらった。
総べては善意、余計なお世話と思われようとも、政宗はこの婚姻を推し進める気でしかない。
「ま、お待ちください政宗様!!私が、妻を娶るですって――?ど、どういうことですか、私はそのような話など耳に入れておりませぬ!!」
「Ah…そりゃそうだ、俺が進めて、お前には今初めて告げたんだからな」
「なっ…!?」
「とにかく、相手の了承も家中の了承も取り付けてある。これが書状だが――すでに婚儀は一月後と決まったんだ、今さら断れねえから覚悟しとけよ?」
言いながら小十郎の眼前に相手からの了承の旨の綴られた書状を投げてやれば、慌てたようにそれを広げ、小十郎は再び絶句した。
「相手は紅槻のとこの二番目の娘――名保姫だ」
なんか姫の性格違った感じになりそうな予感。
*時代背景とか知らねえ!史実知らねえ!捏造ばっちこい!
*戦国時代の知識とか蓄えてないので色々目を瞑らないといけない単語とか事象とかあると思います…
*こないだ書いたお嫁様ものだけどすでに設定と違ってきているというダメさ加減
手の中に納まる、ちいさな御守をきゅうと握りしめて、名保はもう戻ることはないだろう己の部屋を一瞥した。
小さいながらも領地を預かる武家の一門に生まれ、ひめ、と呼ばれて育った自分は明日から、妻という役を背負うこととなった。
生家は今父が支え、次代となる兄は領地をまとめ治める奥州王の膝元で学んでいる。
今年で23になる4つ上の姉はすでに他家へ嫁ぎ、昨年は立派に妻としての務めを果たしていた。
会うことはもうほとんどないが、時々交わす文では散々、妻としての責任や役割について諭された。
いつか己も背負うことになるのだから、と。
姉を他家へ嫁がせたことが父の何かに触れたのかどうかは推測でしかないが、運び込まれる縁談を渋い顔で取り下げていた父が、適齢期を幾ばくか超してしまった今ようやく重い腰を上げた。
今年で19、10を超えるか超えないかで嫁ぐ姫もいる中では「いき遅れ」と指を差されてもおかしくはない年齢といえるだろう。
名保自身はそれをどう、と思ったこともないが、世話をしてくれている乳母や女中などがそわそわしていたのは傍でずっと感じていた。
それでも、女は…特に多少なり権力のある御家の娘であればなおのこと、その身は自分のものではない、御家のものだ。
「使い道」がなければ戦場に出るのも良し、あまり積極的になりたくはないが尼になることも、多少名保の頭を掠めていた。
昔から何にでも興味を示し、渋る父と兄を説き伏せ宥めすかして手にした刀の腕は父や兄には及ばぬものの、女にしておくのは惜しいと家中の者に言わしめる程には上達した。
己の婚姻を聞かされたのは、やはりなるならば戦女か、と考えていた矢先のことだった。
それも、その婚姻にはどういうわけか奥州を総べる伊達家の後押しもあり、もとより断るという選択肢などないものの、万が一そのようなことがあれば御家断絶も覚悟せよとばかりの力を持って現れたのだった。
父が奥州の前筆頭・伊達輝宗様と親交を深めていたことは当の父より耳にしたことはあったが、その関係なのだろうか。
目の前に座し、喜んでいいものか悲しんでいいものか表情を作りあぐねている父の様子から読み取るのは難しかったが、父と現筆頭・伊達政宗様の間で何がしか御話合いがあったのだろうことだけは察せられた。
「元より、輝宗様とは互いの子を娶せるのも良いなと畏れ多くもお話を頂いてはおったのだが、何せ歳が合わなんだ故、お話は水に流れたのよ」
確かに、我が家の女子は姉と名保のふたりだけで、その下には弟が2人続いたが、一回りも父より年齢のお若かった輝宗様の御子は皆、年下だった。
大事な御家の子に年増を嫁がせるわけにもいかず、また当主同士の親交は深くとも父の地位は決して高くなく、所領も戦の要所となるほどの場所ではないとなれば、嫁がせるに大した価値もなく。
輝宗様は酷く残念に思ってくださったようだが、父としては多少安堵もしていたようだった。
「伊達の御家との婚姻は流れたのだが、どうやら政宗様はその話を何処からか聞きつけたようでな」
そこで、父は細く息を吐いた。
どうやら政宗様の聞きつけた噂というのはそれだけではないようだ。
「お前が武を嗜み、自ら厨に立ち、馬に乗り…おおよそ姫らしからぬ所業を様々行っておることを聞きつけた御様子で、それが如何にして竜の琴線に触れたのやらは儂としても首を捻るところではあるのだが」
父の恨みがましい視線を受けて、名保は内心で苦笑した。
もちろん姫としての嗜みとして、茶も華も、琴も舞もお針も学んだ。
唯に名保は、好奇心も知識欲も旺盛だっただけなのだ。
もちろん体を動かすような武・芸だけでなく、書や兵法なども身に付けていった。
通常の姫としては一線を画す所業の数々はしかし、型破りと噂の筆頭殿には興味の対象と成りえたようで。
「此度の婚姻は政宗様が直々に嫁探しをし、畏れ多くも名保、お主に白羽の矢が立ったのじゃ」
儂もお前の嫁ぎ先には悩んではおったが、このようなことになるとは。
苦笑交じりで吐くため息に名保も苦笑を返し、ようやく口を挟んだ。
「して、婚期も逸した私を引き取って下さるのは、どちらの御方なのでしょうか」
19になった自分と娶せるような相手だ、相当の年上であることも考えられる。
政宗様直々にお探しになるほどの方であれば、もしや近親や側近などの御方ではあるまいな、名保の頭にさっと現奥州筆頭の率いる臣の方々の噂や影が過ぎる。
政宗様が今年御年17となること、そしてその御当主様による臣の洗い直しのため一新された奥州軍内は、確か以前に比べ大分と若い組織となったのではなかったか。
そんな中で自分と御年の合うような方など。
名保の思考がぐるりとそこまで辿りついて、合わせるように父の口からその名が滑り落ちた。
「お前が嫁ぐのは、奥州筆頭独眼竜政宗様の右目と名高い、片倉小十郎景綱様だ」
卯月の頃
その日、伊達藤次郎政宗は珍しくご機嫌だった。
それもこれも、数日前に飛ばしていたある打診に対する返答が色良いものであったがためで、今はその返答の書を手にある人物を探して場内を歩いていた。
きっとこの知らせを届ければ、それを聞いた相手は盛大に眉を顰め、ただでさえ鋭い眼光をさらに獰猛に光らせてこの奥州筆頭にさえ食って掛かるであろうことは目に見えていたが、そんなことは今の政宗には恐れるに足らない。
4年だ。
政宗が手に持つ書に関する内容事で頭を悩ませてきた年月は。
ようやく巡ってきた好機、これを逃す手はない。逃す気もさらさらない。
機嫌の良さを足音でも表すかのように床板を踏みしめつつ向かうのは対手の執務部屋。
「Hey!小十郎、入るぜ」
締められた障子に向かって声を掛け、返事を聞く前には開け放つ。
その行儀が良いとは言いにくい所作に、部屋の主――片倉小十郎景綱は癖になってしまった眉間の谷をさらに深める。
そしてその深さと同じほどの声の調子で軽く主を窘めた。
「入室の声掛けと共に障子を開け放つとは」
「お前の婚姻が決まったぜ」
「――――は?」
はしたない、と諌めの言葉が飛ぶのを承知していたように被せてきた政宗の言葉は、一度小十郎の耳を通り抜け、意味を確りと掴ませる前に衝撃だけを残していった。
対する政宗は面白いものを見つけた子供の表情そのままに、にやりと口角を上げ、左の竜の目もいつになく楽しそうな光を刷いていた。
その眼を呆然と見返しながら、小十郎は我が耳を疑った。
今しがた聞こえた冗談のような言葉に脳内をかき回され、「智の片倉」と称される秀でた頭脳も働くことを許されない。
「一月後だ。よかったな、お前もようやくいっぱしの男だ」
「っ、は、ちょっ、とお待ちください、え、今、何と…?」
聞き間違いであって欲しい。
血の気の多い軍内で常に冷静であることを己に強いていてそれを見事に成しているはずの男は今、現実を正面から見つめることさえ放棄したいほど混乱していた。
今、目の前の方は何を、何と仰った?
己の耳が正常であると仮定するならば、”婚姻”と、そう言わなかったか―――?
「Marrige――婚姻、だ。お前が、嫁を娶るんだよ。Do you understand?」
小十郎にとってそれは、まるで雷が落ちたかのような衝撃だった。
己の身から迸るそれも、目の前の方からぶつけられたそれも、今ほどの衝撃を己に与えたことはない、そう思うほどのことだった。
呆然とする彼に、政宗はちとやりすぎたか、と不安にもなったが、いや、このくらいしないと気が済まないとすぐに心を立て直した。
この片倉小十郎景綱という男、どこまでも政宗に忠実で、人何倍も警戒心の強い政宗からの全幅の信頼に応えることだけを生きがいとしているような、臣としては実に有能で稀有な人物だ。
小十郎の最も大切なものは政宗であり、それ以外の何ものでもない。
一にも二にも、三四を飛ばしてその先もすべて、政宗で埋め尽くされているような男。
そんな小十郎は政宗より10歳上であり、27歳になる今年に入っても浮いた話ひとつもなく、当然のように独り身であった。
27にもなればもういい加減いい年で、いくら男性の婚期は長いとはいえ、初婚も迎えず、というのは珍しい。
それも、奥州王の腹心などという立場の者であれば尚更のこと。
彼に懸想する女がいないわけでもなく、彼へ婚儀の申し入れをする御家がないわけでもない。
総べては小十郎自身が、そのような話を浮いたと思った瞬間には沈めてきたからである。
そんな彼を、最も近くで見ている政宗が気に掛けないわけもなく、再三結婚しろと言を呈しても、小十郎は要らぬの一言で切って捨ててきた。
自分の守るものは政宗様ただひとり、それ以外など持つ気にもならねば、邪魔なだけだとにべもない。
13で政宗が正室を迎え入れるまでは、政宗様より先に祝い事を身に入れるわけにはいかぬと突っぱね、そう言われてしまえば政宗も黙るしかなかった。
そうしていざ政宗が正室を迎えれば先の言葉で寄せ付けない。
女が嫌いなのかと思えばそうではないらしいことは彼の義兄であるところの鬼庭綱元から聞き知っていた。
ただ本当に、持つ気がないのだと、一時は政宗も小十郎の嫁の件についてはあきらめようとしたこともある。
それでも諦めなかったのは、偏に彼に家庭を持たせてやりたいと思ったからだ。
血を繋ぐこともその内に含むが、何より、小十郎の地位は彼が己一代で築いたもので、旧く連綿と継いできたものを彼は持たない。
政宗の住む城の目と鼻の先に屋敷を構えておきながら、彼がそこへ帰ることがほとんどないことを政宗は知っていた。
小十郎としては己で築いたものを己の代でなくそうとも構わず、政宗様が己の血を尊んで下さるというのであれば子ぐらいどこぞで作ってくることもできますと言い切れるほどには家族も家庭も持つ気がない。
だがそれは――政宗がいやだと思った。
家族というもの、夫、妻、父、母、子…そういったものにどこか憧れじみた感情を投影する政宗は、小十郎のつくる家庭が見てみたかった。
そして、しあわせだというその気持ちを、彼に味わってほしいと思った。
実際政宗自身も、愛姫を娶ってからは心穏やかになる日々が増えたことを実感している。
慣れるまでは手探りでたまには傷つけあうこともあり、しかしそれでも、触れた手のあたたかさは確かに己の内側を優しく癒してくれたのだ。
このしあわせを、己の最も信頼する男に、己をいつでも助けてくれた男に、味わってほしい。
そしていつか、自分の前以外でも微笑みを浮かべられる男になってもらいたい。
それだけだった。
ただ、小十郎が政宗を気に掛けるように政宗も小十郎を気に掛けているために、娶せる娘の選定には口出し手出し――ついには家中を押しのけ自分がそれを仕切り、自らの眼鏡に適う相手を探し求めたため、長く時間がかかってしまったことは悔いることのひとつではあるが。
しかしそのおかげでようやく己も、そして家中も納得のいく娘を選び取ることが出来た。
そしてその娘から(正確にはその娘の御家からだが)、伊達という威圧を受け、断ることなどできない状況を作ってからではあったが色好い返答をもらった。
総べては善意、余計なお世話と思われようとも、政宗はこの婚姻を推し進める気でしかない。
「ま、お待ちください政宗様!!私が、妻を娶るですって――?ど、どういうことですか、私はそのような話など耳に入れておりませぬ!!」
「Ah…そりゃそうだ、俺が進めて、お前には今初めて告げたんだからな」
「なっ…!?」
「とにかく、相手の了承も家中の了承も取り付けてある。これが書状だが――すでに婚儀は一月後と決まったんだ、今さら断れねえから覚悟しとけよ?」
言いながら小十郎の眼前に相手からの了承の旨の綴られた書状を投げてやれば、慌てたようにそれを広げ、小十郎は再び絶句した。
「相手は紅槻のとこの二番目の娘――名保姫だ」
なんか姫の性格違った感じになりそうな予感。
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「ABOUT」及び左側「傾向」欄に必ず目をお通し下さい。
ここは自己満足サイトです。
出来うる限り閲覧者様の気分を害さないよう気をつけますが、自己責任で閲覧できない方はお戻り下さい。合い言葉は「見なかったことにする」です。
以上を踏まえての苦情等は節度を持って。感想等はひとことでも嬉しいです。
只今の取り扱いジャンルは以下の通りですが、変動したり固定したり落ち着きがないかと。
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