おかげさまで

トンベリめこのやろう、9の時のかわいさかなぐり捨てやがってこのやろう！
つづたんのおかげで名前判明してスッキリしました(*´ω`*)

パンダヒーローのぱっぱっぱーらぱっぱぱらぱーが頭から離れない


続きは夢ですけど名前とか皆無でしかも新しくてしかも続くみたいな感じかもしれないというネタ出し
浮気性ゆえに

その日はなんてこともなく、ただなんとなく家に居たくなくて、夜の街へ出た。補導員に見つかれば面倒な目に遭うだろうことはわかってはいたが、そんなこともどうでもよくて、ただいつもと違う空気が吸いたかった。ふらふらと目的無く歩き、目についたコンビニで軽く立ち読みをしてから缶コーヒーひとつを買って出る。行く宛なんてひとつもなく、繁華街に行くのも気が引ける。どうでもよくても、面倒な目に遭いたいわけでもないし、なによりうるさいのは避けたかった。
あまり歩かない道の、入ったことのない路地へ足を向け、開けた缶コーヒーを飲みつつぼんやりと歩く。街灯がぽつぽつとあるだけで薄暗いが、気持ち的には落ち着く暗さだ。あとはどこか、腰を落ち着けられる場所があればいい、と視線を巡らせれば、少し先に公園があるのが見えた。夜の公園なんて物騒極まりない場所、というイメージはあるが、だからこそ人も寄りつかないだろう。そう考えてさっそく公園へと足を踏み入れれば、案の定人気はまったくなかった。隅に設置してある自動販売機と、中央にある街灯と同程度の照度の照明だけが光源で、暗すぎることはなく明るすぎることもない。
照明から少し離れた位置にある滑り台のてっぺんに上って、座り込んだ。ジャングルジムも捨てがたかったが上るのがちょっと面倒な上に手が鉄臭くなるからやめた。コーヒーを置くところもないし。
てっぺんの柵にもたれてぼんやりと空を見た。星なんか見えない。ぼんやりとした薄い空が広がるだけだった。風が緩いからか雲も流れない。すでにぬるくなってきたコーヒーを口に含んで、飲み下したところで、足元から声がかかった。

「あ、先客」

何だ、と思って視線を滑らせれば、滑り台の着地点に女が一人立っていた。パーカーのポケットに片手を突っ込んで、もう一方の手には俺の持つコーヒーと同じ銘柄の、あの色は多分、“微糖”だ。

「そこ、なかなかいい場所でしょう」

女は俺を見上げて、少しだけ首を傾げてそう言った。俺は唐突な現状、それも一人になりに来たのに他人に話しかけられてしまったという状況に気分が削がれて、場所を移そうかと腰を上げた。

「あ、いいよ、居て。先約はあたしだったけど、あたしの中だけの予約制だからさあ。今日はあたしアッチ借りるし」

言いながら女が指さしたのはジャングルジムだ。そして、言い終わるや否やの速さですでにそっちに向かって歩き出している。俺が居るのが悪いみたいな言い方をしていた癖に、態度はやけにアッサリしていた。
女はすたすたと歩いてジャングルジムに着くや、上り始める。コーヒーはまだ開けてなかったのかパーカーのポケットにしまっていて、両手ともしっかり鉄の棒を握っていた。小さい子ども用の遊具なだけあって、然したる苦労もなく女――見ていて気付いたがどうやら同年代くらいの少女のようだった――はてっぺんまで上ってそこに腰を落ち着けた。
俺から見えるのは彼女の背中だけ。缶コーヒーを握りしめて、彼女はただぼんやりと空を見上げているだけのようだった。まるでさっきまでの俺と同じように。
暫くずっと、俺はじっと彼女を眺めていた。動かない空を見ているよりはずっと面白いような気がした。彼女だってコーヒーを飲む以外の動きはしないというのにだ。彼女がコーヒーを飲むのを見れば、まるでつられるように俺も一口コーヒーを飲む。すでに残り少なくなっていたコーヒーはすぐになくなって、軽い音を立てて滑り台の上に転がした。
彼女は結局、一度も俺に視線を戻すことなく、しばらくぼんやりしたかと思えば来たときと同じように唐突に公園を出て行った。それを見届けて、なんとなく面白いゲームをやったときのような満足感と、それと正反対の物足りなさを感じて、意外にも自分がその時間を楽しんでいたことを思い知らされた。
それが無性におかしくて、家を出た時の漠然としたイラつきなんてなかったかのように、俺は一頻り笑ってから家に向けて歩き出した。








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仁王君です
ほんとは仁幸と女の子、にしようと思ってるんだけど(俺得のみ)
普通に仁王君相手でもいいな…
柳生君相手ものも考えてるんですよねえ声フェチ的なアレで…もごもご
とにかく名前もなんも出てなさ過ぎて何の文章wwww状態ですねえ
そして、また続くのか
いや、そういうネタ出しがしたいんだからいいのさ