気分は…

ゆめ。



頭の中整理するためと、萌えの発散のために、今後も書くことあるかも？
今回は笛のネタ出し説明文ー

*笛！男の子主人公の夢。
*要は笛！世界にオリジナルキャラぶっこんでるだけ。
*もちろん名前変換できません。アッー！
*ちなみに名前は"紅槻 楸(あかつき ひさぎ)"くんです。
*厨二な字面でごめんなさいでもずっとこれ使ってるから愛着あんだよ…
*ま、夢っつっても説明だけですー
















武蔵野森学園中等部のサッカー部といえば、地元のみならず全国でも名の知れた強豪だ。
特に近年は、天才と呼ばれる選手も抱え、その強さは他校のサッカー部を圧倒している。
そんな武蔵野森学園は、一応共学と謳ってはいるものの、実際は女子棟と男子棟に分かれており、その接触はほとんどない。
必然、部活動も男女が交わることはなく、サッカー部内にも女子生徒の姿はない。
もちろん、アイドルばりに人気の高いサッカー部レギュラーメンバーを一目見るため、フェンスの向こう側に姿を見せることはあるが。
他校では女生徒が行うことの多い雑用やサポート的な仕事を担う、いわゆるマネージャーの仕事も、ここでは男子の仕事である。
とはいえ、レギュラーの1軍、控えの2軍、さらに下位の3軍と、部員だけでもかなりの数を抱えるサッカー部の部員を目指すものはいても、洗濯やドリンクづくりなどの仕事に立候補するものはほとんどいない。
誰も好き好んで男の世話などしたくない、というのが本音だろう。
だがそんな中で、たったひとり、選手を支えるマネージャーを一手に担う男子生徒がいた。

紅槻楸、中等部2年。
サッカー部マネージャー歴も2年目ながら、敏腕と噂されていることを、当の本人だけが知らなかった。






その日も、朝練のために選手が集まる1時間前から、楸は部室にいた。
備品の確認、朝練で使うコーンやボールの確認、1軍～3軍選手全員分のタオル…明らかにひとりでは負担のかかる仕事だが、それをてきぱきとこなしていく楸からは軽く鼻歌さえ漏れている。
ボードに挟んだ紙と実物を比べながら数を数え、チェックしていく。
一通り終え、次はドリンクの用意、と振り返ったところにタイミングよく部室の扉が開く。

「あ、」
「おはよう、相変わらず早いな、紅槻」

現れたのは武蔵野森サッカー部不動のキャプテン、渋沢克郎だった。
性格の表れた優しげな顔に苦笑を浮かべ、片手を上げる。
いったいこのマネージャーは何時に来ているのか、渋沢は未だに彼よりも早く部室に来たことはなかった。
そんな渋沢に気付かず、楸は笑顔であいさつを返す。

「キャプテン！おはようございます。朝練の打ち合わせですか？」
「ああ」
「あ、じゃあさっそく見せていただいても？」

言いながら、ボードをめくって先ほどまでの備品チェック用の用紙とは別の紙を取り出した。
対する渋沢も、手にしていたプリントを楸に渡す。
それを受け取りながら机のある方に移動し、胸ポケットから出したペンで手元のプリントへ何やら書きつけていく。
渋沢の渡したプリントには、今日一日の分の練習メニューが書かれてある。
数枚に及ぶのは、渋沢自身が所属する1軍の分だけではなく、2軍と3軍の分も含まれているからだ。
とはいえ、プリントの大部分をしめるのは1軍のメニューで、それはつまり、部内でのあからさまな優劣、その重要視されている度合いを表しているが、だからといって監督が必ずしも「軽視」しているわけでないことを、渋沢も楸も十分わかっていた。
ただその、言い方や態度が厳しすぎることもまた、わかってはいるのだけれど。

「キャプテンは今日の体調、どうです？」
「ああ、問題ないよ」
「じゃあいつもどおりの補給でいいですかね？」
「ああ、頼む。いつもすまないな」
「やですね、それが俺の仕事で楽しみなんですからいーんですよ！」

にっかりと笑って言い、チェックし終わったのか渋沢にプリントを返した。
練習のメニューを確認し、予定のなかで補給のタイミングとその内容を考え、必要であればストレッチなどを考えるのも楸の仕事のひとつだ。
もちろん、しっかりとしたマッサージなどは別にコーチがいるので楸が直接行ったりはしないが、簡単なストレッチの指示は楸に任されている。
そしてそれを、選手たちも認めていた。

「相変わらず結構な仕事量だが…紅槻こそ疲れてるんじゃないか？」

渋沢のいたわるようなこの質問も初めてではない。
楸が1年の頃こそ監督やコーチに認められず、選手たちもそれぞれプライドが高いために1年に体調管理を任せることをひどく嫌がっていた。
しかし毎日、選手よりもずっと早く部活に顔を出し、選手よりもずっと遅くまで部室に残って仕事をこなす姿、そして的確なサポートに、今では部活関係者すべてが楸を認めていた。
最初こそ、認められるために必死だったのかと思えば、認められてからも楸の仕事量も態度も何も変わらなかった。
それがまた選手が楸に頼る一員なのだが。
その明らかにハードな仕事に、渋沢はたびたび心配を口や態度で示してきたの、だが。

「大丈夫ですよー。時間いっぱい走り回ってる選手たちに比べたら軽いもんですって！体力ばっか使うわけじゃないですしー」

そう軽く言って、笑うから、渋沢もそれ以上は言えないのだった。
ただ、部長権限として休みだけはしっかり取らせているが、休みの間に休んでいるのかさえ気になるほどに、楸は動き回るのが好きなようだった。
だが正直、そんな楸の姿に気分が向上しているのは確かで、日々レギュラー争いでギスギスしがちな部内を確かに明るくしているのは彼の笑顔であることを、渋沢は実感で分かっていた。

「まあ、ほどほどにな」
「キャプテンこそ、誠二の相手はほどほどに流してくださいねー！」

真面目に相手するとつかれるばっかりなんですから！と悪びれなく言う楸にこそ苦笑を浮かべて、渋沢はコートへ足を向けた。
その背中を見送ってから、楸もドリンクを作りに部室を出た。




。






部室＝ミーティング室兼倉庫、でどうだ。
ロッカールームはランクごとに別になってるとか。あり得そうありえそう。
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やりたいネタ
・風祭との出会いと再会
・武蔵野森TOP4(笑)との絡み
・マネージャーとしての真面目な仕事(書き手がマネージャーしたことないっていう大問題を抱えている)
・入部当初の嫌がらせ
・三上さんの不調(犠牲者←)
・選抜合宿への召集


過去とか特にない予定。
一応。
母親がスポーツ栄養士、父がサッカー選手、とかそんなんでいんでないかな…父別のアスリートでもいいけど。
あーでもやっぱこれは、なんでサッカーやんないの？の部分を考える必要有っすよねー
でもまー基本はこんなんで日常で武蔵野森で選抜で。
じわじわみんなのなかでなくてはならないひとになっていく感じが理想。



書くかわからんけどネタは出しておくに限る！