傾向
管理人の嗜好の傾向。
[CP]
・主人公は基本右。
・リバは基本的にナシ。
・公式イケメンは基本左。
・受けキャラ至上主義。
・受けキャラがいればあとはなんでもいい。
・かっこいくてもかわいい。
・かわいくてもかっこいい。
・お兄ちゃん/ギャップ萌え属性
・女の子/NLCPもすき。
-----------------------------------
・テニス(幸村くん中心)
仁幸(仁)、282、白幸、柳幸
跡幸など幸村右と、リョマ右も
・イナイレ(円堂さん右)
ブレイク、海外、バンガゼ
円春・ウル円
・FF7(クラウド右)
セフィクラ至上
・ハルヒ(キョン右)
古キョン、会キョン
キョン長
[dream]
・男主and女主
・恋愛≦仲間・友情
-----------------------------------
(ただ今の萌え)
・片倉小十郎(BSR)
伊達正宗(BSR)
松永久秀(BSR)
・幸村精市(TNS)
白石蔵ノ介(TNS)
・クロロ(H×H)
なんか趣味がばれる…
夢は読むのと書くのではジャンルに差異あり
[CP]
・主人公は基本右。
・リバは基本的にナシ。
・公式イケメンは基本左。
・受けキャラ至上主義。
・受けキャラがいればあとはなんでもいい。
・かっこいくてもかわいい。
・かわいくてもかっこいい。
・お兄ちゃん/ギャップ萌え属性
・女の子/NLCPもすき。
-----------------------------------
・テニス(幸村くん中心)
仁幸(仁)、282、白幸、柳幸
跡幸など幸村右と、リョマ右も
・イナイレ(円堂さん右)
ブレイク、海外、バンガゼ
円春・ウル円
・FF7(クラウド右)
セフィクラ至上
・ハルヒ(キョン右)
古キョン、会キョン
キョン長
[dream]
・男主and女主
・恋愛≦仲間・友情
-----------------------------------
(ただ今の萌え)
・片倉小十郎(BSR)
伊達正宗(BSR)
松永久秀(BSR)
・幸村精市(TNS)
白石蔵ノ介(TNS)
・クロロ(H×H)
なんか趣味がばれる…
夢は読むのと書くのではジャンルに差異あり
dream menu
[Dream Menu]
メモ段階のようなものなので、いずれも名前変換に未対応。
一定以上溜まったらなんとかするかと…今は未定。
←↑古 新↓→
※BASARA作品について※
1、2英雄外伝、3宴のみプレイ済
他はプレイ予定ありません。3キャラは出る場合が無きにしも非ず、ですが3のストーリーに関することは無視する可能性高いです。武将について――特に伊達家については様々捏造しておりますので、史実が好き、捏造嫌いな方は読まずにお帰り下さい。
ちなみにアニメも映画も未視聴。基本的に英雄外伝のみで稼働してます。
※テニス作品について※
資料は20.5/40.5巻のみ、知識穴だらけです。
妄想や捏造、原作との相違をスルーできない方は閲覧をお控えください。
各話タイトルオンマウスで説明有
■男主人公
・戦国BASARA
「双竜と鳳雛」
[成長編] 01/02/03/04/05/…
[幼少編] 01/02/03/04(sss)/…
[番外編・梟と鳳雛] 01/…
・Hunter×Hunter
「愛本家と蜘蛛」
01/02/03/…
・One Piece
「夕暮」
01/…
・Whithle!
「青風」
01/…
・Lucky Dog 1
「黒猫ちゃん」
01/02/…
■女主人公
・戦国BASARA
「お嫁様」
「愛姫」
01/…
「家族シリーズ」
さみしがりな君へ5のお題(幼少期)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
夜露に濡れた仔猫(元就)
怖がらないで、甘えてごらん(佐助)
放っておけない(政宗)
躊躇いは捨てろ(小十郎)
いつでも近くにいるよ(幸村)
・The Prince of Tennis
「青い道」
01/1.5/02/03/04/4.5/05/5.5/06/
6.5/07/08/09/10/…
「立海大家族!」
設定とsss/病気の話/…
「学校の怪談」
01/…
「チェリー」
01/…
「彼と彼と彼女の話」
01/02/…
「たまごの中の愛の色(仮題)」
01/02/03/04/05/06/6.5/07/…
■短編(男女混合/オンマウスで説明)
・戦国BASARA
戦国時代10題
[配布元:沈黙夜宮(ttp://karis.obihimo.com/c/)]
血生臭い夕焼けの戦場を駆けて行く
可憐なる姫よ、戦に出でよ
我が屍の先に天下があるのならば、越えて行け
華の武将に影の忍
・The Prince of Tennis
たったひとつのその椅子に、
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「そろそろ、機嫌を直してくれないか」
[オムニバス形式短編集]
もういい加減
その他メモ記事
Title/お嫁様メモ/夢設定/双竜ネタメモ/OPメモ
メモ段階のようなものなので、いずれも名前変換に未対応。
一定以上溜まったらなんとかするかと…今は未定。
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※BASARA作品について※
1、2英雄外伝、3宴のみプレイ済
他はプレイ予定ありません。3キャラは出る場合が無きにしも非ず、ですが3のストーリーに関することは無視する可能性高いです。武将について――特に伊達家については様々捏造しておりますので、史実が好き、捏造嫌いな方は読まずにお帰り下さい。
ちなみにアニメも映画も未視聴。基本的に英雄外伝のみで稼働してます。
※テニス作品について※
資料は20.5/40.5巻のみ、知識穴だらけです。
妄想や捏造、原作との相違をスルーできない方は閲覧をお控えください。
各話タイトルオンマウスで説明有
■男主人公
・戦国BASARA
「双竜と鳳雛」
[成長編] 01/02/03/04/05/…
[幼少編] 01/02/03/04(sss)/…
[番外編・梟と鳳雛] 01/…
・Hunter×Hunter
「愛本家と蜘蛛」
01/02/03/…
・One Piece
「夕暮」
01/…
・Whithle!
「青風」
01/…
・Lucky Dog 1
「黒猫ちゃん」
01/02/…
■女主人公
・戦国BASARA
「お嫁様」
「愛姫」
01/…
「家族シリーズ」
さみしがりな君へ5のお題(幼少期)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
夜露に濡れた仔猫(元就)
怖がらないで、甘えてごらん(佐助)
放っておけない(政宗)
躊躇いは捨てろ(小十郎)
いつでも近くにいるよ(幸村)
・The Prince of Tennis
「青い道」
01/1.5/02/03/04/4.5/05/5.5/06/
6.5/07/08/09/10/…
「立海大家族!」
設定とsss/病気の話/…
「学校の怪談」
01/…
「チェリー」
01/…
「彼と彼と彼女の話」
01/02/…
「たまごの中の愛の色(仮題)」
01/02/03/04/05/06/6.5/07/…
■短編(男女混合/オンマウスで説明)
・戦国BASARA
戦国時代10題
[配布元:沈黙夜宮(ttp://karis.obihimo.com/c/)]
血生臭い夕焼けの戦場を駆けて行く
可憐なる姫よ、戦に出でよ
我が屍の先に天下があるのならば、越えて行け
華の武将に影の忍
・The Prince of Tennis
たったひとつのその椅子に、
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「そろそろ、機嫌を直してくれないか」
[オムニバス形式短編集]
もういい加減
その他メモ記事
Title/お嫁様メモ/夢設定/双竜ネタメモ/OPメモ
CP story
[CP story Menu]
CP要素のあるSSはこちら。
基本的に男×男のCPしかありません。
←↑古 新↓→
※テニス作品について※
資料が20.5/40.5巻のみなので、原作と相違する点が多々あるかと思いますが、それをご了承いただける方のみご覧ください。
捏造や妄想が苦手な方には全く向いておりません。
タイトルオンマウスで簡単に説明
■The Prince of Tennis
・幸村くんと仁王(仁幸仁)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
即物的恋愛十題
「珍獣の飼い方10の基本」
まずはかわいがってきにいってもらいましょう
とてもきちょうで、めったにてにはいりません
かわったものにきょうみをもちます
だっそうにきをつけましょう
さびしがらせてはいけません
かまいすぎるのはあまりよくありません
おこらせるとおもわぬはんげきをうけます
かいぬしのへんかにびんかんです
きほんてきにマイペースです
ていきてきにけづくろいをしてあげましょう
・幸村くんとみんな
「果てなき世界と果てなき僕ら」
支部連絡会編
01/02/03/…
[短編]
・幸村くんと仁王(仁幸二)
[title by Discolo(ttp://discolo.tuzikaze.com/)]
この手には微かでも確かな温もり
・他幸村くん受けとか
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「僕がいなきゃ駄目だって、気にさせるんですよ」
■涼宮ハルヒ[凍結]
・古キョン
スレてる3年前古泉と現代キョンくん 01/02…
エイプリルフール
さくらんぼのへた
りんご飴 01/02/03…
安眠と羊?
父と子 01/02…
きょうだい
プレゼント
他お蔵入り1
CP要素のあるSSはこちら。
基本的に男×男のCPしかありません。
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※テニス作品について※
資料が20.5/40.5巻のみなので、原作と相違する点が多々あるかと思いますが、それをご了承いただける方のみご覧ください。
捏造や妄想が苦手な方には全く向いておりません。
タイトルオンマウスで簡単に説明
■The Prince of Tennis
・幸村くんと仁王(仁幸仁)
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
即物的恋愛十題
「珍獣の飼い方10の基本」
まずはかわいがってきにいってもらいましょう
とてもきちょうで、めったにてにはいりません
かわったものにきょうみをもちます
だっそうにきをつけましょう
さびしがらせてはいけません
かまいすぎるのはあまりよくありません
おこらせるとおもわぬはんげきをうけます
かいぬしのへんかにびんかんです
きほんてきにマイペースです
ていきてきにけづくろいをしてあげましょう
・幸村くんとみんな
「果てなき世界と果てなき僕ら」
支部連絡会編
01/02/03/…
[短編]
・幸村くんと仁王(仁幸二)
[title by Discolo(ttp://discolo.tuzikaze.com/)]
この手には微かでも確かな温もり
・他幸村くん受けとか
[選択課題・恋する台詞]
[配布元:rewrite(ttp://lonelylion.nobody.jp/)]
「僕がいなきゃ駄目だって、気にさせるんですよ」
■涼宮ハルヒ[凍結]
・古キョン
スレてる3年前古泉と現代キョンくん 01/02…
エイプリルフール
さくらんぼのへた
りんご飴 01/02/03…
安眠と羊?
父と子 01/02…
きょうだい
プレゼント
他お蔵入り1
女性向けブログサイトです。(詳細はABOUTにて)
2011/09/02 (Fri)
背中いてえ…
こっぺりおん読んでて何が楽しいって、遥人と荊がラブな感じを醸し出すのがたまらんキュンする
内容ヘビーなのに、だから余計に
つか、他の人割とどうでもいいし苦手だしうっとおしいとか思ってるのに荊にだけ態度違う遥人がいい///
つか荊の前の遥人がイケメンでつらい(笑
まだ6巻までしか読んでないけど続き読みたいぜ
つづきはゆめ
こっぺりおん読んでて何が楽しいって、遥人と荊がラブな感じを醸し出すのがたまらんキュンする
内容ヘビーなのに、だから余計に
つか、他の人割とどうでもいいし苦手だしうっとおしいとか思ってるのに荊にだけ態度違う遥人がいい///
つか荊の前の遥人がイケメンでつらい(笑
まだ6巻までしか読んでないけど続き読みたいぜ
つづきはゆめ
*こないだのHHの続き
*仲良くなっただけじゃね…?
*思った以上に進まなかったうう…
ひゅっ、と、風を切る音が紙の擦れる音だけだった空間に割り込んだ。
同時にクロロの背後に立つ人影。
それが誰のものなのかを知るクロロは微動だにしないまま、ただ口端を持ち上げた。
まるで自分の意を汲んだかのようなタイミングで、やってくれる。
飛んだのは一本の刃。
それはクロロ率いる幻影旅団の中で最も殺しを好む男―フェイタンが投げた、小ぶりだがしっかりと手入れされたナイフだった。
それはブレることなく一直線に、男の心臓を狙って放たれた。
一瞬後、地に伏す男を想像して、フェイタンの唇はそれを隠す布の内側で弧を描いていた。
つまらない、と心の中で嘲笑も添えて。
しかし、フェイタンの予想は、そのナイフが男の背に到達する瞬間に裏切られた。
キィン…と硬質な音が響くと同時に、獰猛な獣の唸り声が狭い部屋に木霊する。
いつの間に、いや、まるで最初からそこにいたかのように、双頭の狼が男の背後に立ち、クロロとフェイタンを威嚇していた。
クロロから見て右の頭はその口に咥えたナイフを、まるでガラス細工のようにいとも簡単に牙で砕くと、背を低くし警戒する。
それを見て苦い表情をしたのはフェイタンだけで、クロロは逆にその闇そのものの真っ黒の瞳をわずかに光らせた。
それは輝きというにはあまりに昏く、欲にまみれた、まさに盗賊の瞳。
なにもいなかったはずの男の背後に、何の気配もさせずに唐突に表れた双頭の狼。
自分の腕を過信しているわけではないが、弱いつもりはこれっぽっちもない。
そうでなくとも、念による現象であれば特に、こんなに至近距離で気づかないはずがない。
それでも、目の前の男のオーラの揺らぎなど、一切感じなかったのだ。
(これは…面白い)
まだその能力の全貌は見てはいないが、それはこの先どのみち見ることになるだろうから問題はない。
観察して、使えそうならばいただいて行こう。
そこまで思考が巡ってからようやく、男がクロロとフェイタンを振り向いた。
「当館の営業はすでに終了しているはずですが?」
細身のスーツに包まれたシルエットのイメージ通りに、振り向いた男は涼やかな顔立ちをしていた。
その髪は雨に濡れたようにしっとりとした漆黒で、長めの前髪から覗く瞳は金色よりもわずかに濃く、橙色よりも僅かに薄い、琥珀色とも言うべき色に、僅かに楽しそうな色が浮かんでいた。
「…団長」
今すぐでも飛び出していきかねないフェイタンが、クロロに戦闘の許可を仰ぐが、それを右手で制して自ら一歩進み出た。
途端に首を上げ、今にも噛みつきそうな体制をとる狼にに足を止める。
互いに笑みを口元に浮かべながら目を合わせる。
彼の手元ではまだ本が輝いている。
「あいにくと、美しいものは手元に置いて愛でるのが趣味でね」
「良いご趣味で」
「ところで」
クロロの発言から彼らが何者なのか大体の察しはついているだろうに、目の前の男は、そのオーラでさえ揺るがせない。
それどころか、呆れたように軽く肩をすくめてさえ見せる。
思った以上に面白そうな男だ、とクロロは心が高揚するのを感じた。
「俺はその本に用があるのだが、こちらに渡してもらえないか?」
「うーん……」
困ったような笑みを浮かべ、両手に持つ「同じ本」に視線を落とす。
いつの間にか、左に持っていた「白紙の本」は、すっかり右手の原書<オリジナル>と同じものへと変化を遂げていた。
念を纏っていなければ、ひとめでは左の本が偽物とは見破れないほど完璧な複製だ。
どういう理由があるのかはわからないが、ソレを作ることがこの男の目的なのだろうと踏み、そうであるならば原書をいただいても問題ないはずだが。
(この男、どう出る?)
「まあ、頼まれたのは鑑定と保存法の提示だし、古書自体の保護は報酬外ではあるんだけどねえ…」
「ほう…?それならば何も争う必要はないな」
わざわざ報酬外の仕事までこなす必要はないだろう?
僅かに渋っている男に、クロロはそう声をかける。
ついでにもう一歩彼に近づこうと足を進めるが、途端に狼が唸り声をあげる。
ついでにクロロの傍に控えるように立つフェイタンも殺気立つ。
「ああ、行儀が悪くてすまないな。うちの子はどうにも俺以外がキライなようでね」
「…それは残念だ。いい毛並だと思ったが」
「触れるのは止した方がいい、噛みついてしまったら俺にも止められない」
でも毛並みは最高だよ、俺だけの特権てやつかな。
そう言って男は笑うが、どうにも笑い事では済まなさそうな視線が足元からクロロをじとりと睨んでいる。
2対の瞳を無視しながら、笑みに細まった男の瞳をもう一度捉え、再度口を開く。
「お前の瞳もなかなか美しいな」
「…有難う、と、とりあえずは言っておこうかな。お渡しするわけにはいかないけれどね」
「お前には断られてばかりだな」
「まだ“コレ”については結論を出してはいないけど?」
「くれるのか?」
唐突に目の前にぶら下げられた餌に、とりあえずと食いついてみれば、今までのどこか穏やかな笑みから悪戯めいた笑みにその表情を変えた。
その瞬間に彼の瞳の色がその色を濃くした気がして、興味に心がうずく。
それが壁に掲げられているランプの光に依るものでない証拠などなかったが、その頃には完全に、クロロの興味は古書から目の前の男自身に移っていた。
「いいや、欲しいなら、奪い取ってみるといい。盗賊、だろう?」
「……いい度胸だ」
言った瞬間、脇からフェイタンが飛び出した。
同時に、彼の前を陣取っていた狼も踏み出す。
交戦するフェイタンと狼を横目に、それでもクロロと男は動かない。
男が狼を指示する素振りを見せないことから、あの狼はしっかりと自我を持っているようだ、と確認しつつも意識は男から外さない。
ふと、思ったことが口から滑り出た。
「お前の名前を聞いておこう」
普段なら、一度会っただけの人間の名を尋ねることなどしない。
尋ねなくとも、シャルナークに頼めば調べられないことではないし、そもそも名を聞くほどに興味を持つこと自体がほとんどないのだから、言ったクロロも内心で驚いた。
そこまでこの男に興味を抱いていたのか、と。
「名乗るのはやぶさかじゃないが、"人に尋ねるならまず自分から"、だろ?」
「…ククッ、いいだろう。……クロロだ。クロロ・ルシルフル」
「…やけにあっさり教えるんだな、驚いた」
本当に驚いたのだろう、男の揺るぎない瞳がわずかに見開かれた。
「俺はお前を、俺が思っている以上に気に入っているらしい」
「なんだそれ」
クスクス、と男にしては大人しく笑う男はどうやら本当にツボに入ったのか、軽く腰まで曲げて笑う。
それがまた新鮮でさらに興味を煽られる。
これは本当に、思った以上だ。
男も、クロロ自身も。
「ああ、クロロだな。俺はヒサギだ。ヒサギ・アカツキ。素性はまあ、"めくれば"わかるんじゃないかな」
「ヒサギか」
めくればわかる、ということであればそれなりに名前の売れている人物なのだろう。
近づく気配を捉えて振り返らずにシャルナーク、と名前を告げれば、現れた金髪の好青年は軽いフットワークでクロロの横に立つと、面白そうにヒサギに視線を投げた。
「何?」
「戻ったらヒサギについて調べておいてくれ」
「いいけど…って、ヒサギってコイツのことじゃないの?」
「そうだ」
「ええー?じゃあ今聞きゃいいじゃん…」
「何、彼も仲間?」
面白そうにしていた表情をげんなりさせるシャルナークに向かって首を傾げ、クロロに尋ねる。
会話の内容には一切触れないところが、名前以上の情報は自分で探れと言っていることに他ならない。
「ああ、シャルナークだ」
「面倒だろうからシャルでいいよ…また面倒そうなことに手を出したわけね、団長は」
まったく仕方ない、とため息をついた様を見て、これがもしかしたら日常茶飯事なのかもしれないとヒサギの脳裏によぎった。
「シャル、ね。ヒサギだ…と、まあ名乗ってはみているが、オトモダチになったわけではないから安心してくれ」
「この状況でオトモダチ作ってました、じゃさすがにフェイタンもキレるでしょ」
すでにキレてるだろうけど、と要らない捕捉をつけつつ、ため息をつくシャルナークは、さてじゃあこの状況をどうするつもりなんだ、とコッソリクロロをうかがう。
その表情は簡単には読み取れないほど変化がなく見えるが、シャルナークはわかってしまった。
クロロが、ヒサギの「オトモダチじゃない」という関係づけに対して、思うところがあるような様子を見せているのだと。
(何、団長ホントに気に入っちゃった訳?いない間に何があったんだか…)
「何呑気に話してるね!」
「ああ、フェイタンお疲れ様!手こずってるみたいだね」
「うるさいね!お前こそ突っ立ってないで働くね!!」
「…ということなんだけどね、団長?」
ずっとクロロとヒサギの脇で立ち回っていたフェイタンがしびれを切らしたようにクロロとシャルナークの傍へ戻り、同時にヒサギの元へ狼が戻る。
相当頭にきているのか、僅かに覗く瞳は怒りでギラギラと光っていた。
「おかえり、イド、シト」
「その双頭の狼、実に興味深いな」
「かわいいだろう?でももうおしまいな。このままじゃ俺も帰れない」
「帰す気などないと言ったら?」
「帰るよ。明日は休みだけど部屋の片づけがしたいからね」
なんとも庶民的な理由。
それにスルッと毒気を抜かれるが、いまだ発現したままの狼に、軽い緊張と殺気だけは消えない。
「イド、シト」
「…!」
ヒサギが狼の名を呼ぶ。
それだけで狼から溢れるオーラの量とその質が桁違いに変化した。
それに対応するようにシャルナークとフェイタンのオーラも重く鋭いものへと変化し、それぞれ一歩後退した。
動かなかったクロロも、そのオーラを鋭くする。
「俺は本が好きでね。本を大切にできない人はどんな人でも大っ嫌いだ。読むのならまだしも、読みもせず、保存に頓着もしないで飾っておくなんて本に対する最大の侮辱だと思わないか?」
「そうだな。知識を前に、それを取り込まない手はない」
ヒサギの突然とも言える問いかけに、応えたのはクロロだけだったが、どうやらヒサギにとってその返答は意外だったらしく、コトリと首を傾けた。
「おや…クロロは盗んで売り払うのが目的じゃないのか?」
「結果的にはそうだが、本を読むのが趣味なんだ」
「ふうん…」
クロロの返答に軽く思案する様子を見せて、次いでふわりと微笑んだ。
「そうか。売り払うのはいただけないからやっぱりこれは渡せないが、読みたいならいつでも俺を訪ねてくれればいい」
「…何?」
「古書を読む人は珍しい。もし望むなら、俺の書架に招待してもいいかな、と、思うくらいには、俺はクロロに興味がある」
「それはそれでありがたい申し出だが、今ここでみすみすお前と古書を逃しては、盗賊の名が廃る」
「……あれ、…うん?なんか、盗むもののなかに俺まで入っていないか?」
クロロの発言の中に引っかかるものを感じて思わず聞き返す。
クロロの目的は古書で、それを持っているヒサギは邪魔な存在のはずで、確かにこのわずかな時間にいくつかの会話を通して、思った以上にお互い意気投合してみたりはしたが、一定のラインは超えてはいない。
ここで切ってしまうには、僅かに惜しいと思える縁だとは思う。
だからこそヒサギは「いつでも訪ねて来い」と声をかけたのだから。
「俺はお前を気に入った。古書もいただくが、お前そのものを盗んでみるのも悪くはない」
「う、ううん…それは困る…」
戸惑うヒサギに呼応するように、狼の殺気が増した。
どうやら優秀な番犬らしい、とクロロは内心で呟く。
クロロとしては多少冗談の部分もあったわけだが、口に出してしまえば少しずつ本気になってきたというのだからたちが悪い。
「どのみちお前に逃げ場はない」
「…」
じり、と狭い室内で距離を詰める3人に、歯をむき出して威嚇する狼。
ヒサギ自身はまだ殺気すら出してはいない。
それはすでに自分のペースに落ち着いているクロロも同じだが。
不意に、ヒサギが哂った。
それは今までの笑みとは一線を画するような、ひどく鋭くて、なんともいえず妖艶な笑み。
一層色を濃くする瞳が闇色の髪の隙間からクロロを、まさに射抜くように、見た。
「盗んでみるといい。俺から、俺を、奪えるものなら」
ゾクリと、駆け上がるのは悪寒か、快感か。
ただ言えるのは、確かに"衝撃"と呼べるものであったということだけ。
「ますます、欲しくなった」
-----------------------------------------------------------
なんとも予定外。
ここでおわってもいいか。
いいよね。
予定狂いまくってるけど。
マチ、出なかったけど。
どう、して!!←
割と不自然だよねえー…え…
*仲良くなっただけじゃね…?
*思った以上に進まなかったうう…
ひゅっ、と、風を切る音が紙の擦れる音だけだった空間に割り込んだ。
同時にクロロの背後に立つ人影。
それが誰のものなのかを知るクロロは微動だにしないまま、ただ口端を持ち上げた。
まるで自分の意を汲んだかのようなタイミングで、やってくれる。
飛んだのは一本の刃。
それはクロロ率いる幻影旅団の中で最も殺しを好む男―フェイタンが投げた、小ぶりだがしっかりと手入れされたナイフだった。
それはブレることなく一直線に、男の心臓を狙って放たれた。
一瞬後、地に伏す男を想像して、フェイタンの唇はそれを隠す布の内側で弧を描いていた。
つまらない、と心の中で嘲笑も添えて。
しかし、フェイタンの予想は、そのナイフが男の背に到達する瞬間に裏切られた。
キィン…と硬質な音が響くと同時に、獰猛な獣の唸り声が狭い部屋に木霊する。
いつの間に、いや、まるで最初からそこにいたかのように、双頭の狼が男の背後に立ち、クロロとフェイタンを威嚇していた。
クロロから見て右の頭はその口に咥えたナイフを、まるでガラス細工のようにいとも簡単に牙で砕くと、背を低くし警戒する。
それを見て苦い表情をしたのはフェイタンだけで、クロロは逆にその闇そのものの真っ黒の瞳をわずかに光らせた。
それは輝きというにはあまりに昏く、欲にまみれた、まさに盗賊の瞳。
なにもいなかったはずの男の背後に、何の気配もさせずに唐突に表れた双頭の狼。
自分の腕を過信しているわけではないが、弱いつもりはこれっぽっちもない。
そうでなくとも、念による現象であれば特に、こんなに至近距離で気づかないはずがない。
それでも、目の前の男のオーラの揺らぎなど、一切感じなかったのだ。
(これは…面白い)
まだその能力の全貌は見てはいないが、それはこの先どのみち見ることになるだろうから問題はない。
観察して、使えそうならばいただいて行こう。
そこまで思考が巡ってからようやく、男がクロロとフェイタンを振り向いた。
「当館の営業はすでに終了しているはずですが?」
細身のスーツに包まれたシルエットのイメージ通りに、振り向いた男は涼やかな顔立ちをしていた。
その髪は雨に濡れたようにしっとりとした漆黒で、長めの前髪から覗く瞳は金色よりもわずかに濃く、橙色よりも僅かに薄い、琥珀色とも言うべき色に、僅かに楽しそうな色が浮かんでいた。
「…団長」
今すぐでも飛び出していきかねないフェイタンが、クロロに戦闘の許可を仰ぐが、それを右手で制して自ら一歩進み出た。
途端に首を上げ、今にも噛みつきそうな体制をとる狼にに足を止める。
互いに笑みを口元に浮かべながら目を合わせる。
彼の手元ではまだ本が輝いている。
「あいにくと、美しいものは手元に置いて愛でるのが趣味でね」
「良いご趣味で」
「ところで」
クロロの発言から彼らが何者なのか大体の察しはついているだろうに、目の前の男は、そのオーラでさえ揺るがせない。
それどころか、呆れたように軽く肩をすくめてさえ見せる。
思った以上に面白そうな男だ、とクロロは心が高揚するのを感じた。
「俺はその本に用があるのだが、こちらに渡してもらえないか?」
「うーん……」
困ったような笑みを浮かべ、両手に持つ「同じ本」に視線を落とす。
いつの間にか、左に持っていた「白紙の本」は、すっかり右手の原書<オリジナル>と同じものへと変化を遂げていた。
念を纏っていなければ、ひとめでは左の本が偽物とは見破れないほど完璧な複製だ。
どういう理由があるのかはわからないが、ソレを作ることがこの男の目的なのだろうと踏み、そうであるならば原書をいただいても問題ないはずだが。
(この男、どう出る?)
「まあ、頼まれたのは鑑定と保存法の提示だし、古書自体の保護は報酬外ではあるんだけどねえ…」
「ほう…?それならば何も争う必要はないな」
わざわざ報酬外の仕事までこなす必要はないだろう?
僅かに渋っている男に、クロロはそう声をかける。
ついでにもう一歩彼に近づこうと足を進めるが、途端に狼が唸り声をあげる。
ついでにクロロの傍に控えるように立つフェイタンも殺気立つ。
「ああ、行儀が悪くてすまないな。うちの子はどうにも俺以外がキライなようでね」
「…それは残念だ。いい毛並だと思ったが」
「触れるのは止した方がいい、噛みついてしまったら俺にも止められない」
でも毛並みは最高だよ、俺だけの特権てやつかな。
そう言って男は笑うが、どうにも笑い事では済まなさそうな視線が足元からクロロをじとりと睨んでいる。
2対の瞳を無視しながら、笑みに細まった男の瞳をもう一度捉え、再度口を開く。
「お前の瞳もなかなか美しいな」
「…有難う、と、とりあえずは言っておこうかな。お渡しするわけにはいかないけれどね」
「お前には断られてばかりだな」
「まだ“コレ”については結論を出してはいないけど?」
「くれるのか?」
唐突に目の前にぶら下げられた餌に、とりあえずと食いついてみれば、今までのどこか穏やかな笑みから悪戯めいた笑みにその表情を変えた。
その瞬間に彼の瞳の色がその色を濃くした気がして、興味に心がうずく。
それが壁に掲げられているランプの光に依るものでない証拠などなかったが、その頃には完全に、クロロの興味は古書から目の前の男自身に移っていた。
「いいや、欲しいなら、奪い取ってみるといい。盗賊、だろう?」
「……いい度胸だ」
言った瞬間、脇からフェイタンが飛び出した。
同時に、彼の前を陣取っていた狼も踏み出す。
交戦するフェイタンと狼を横目に、それでもクロロと男は動かない。
男が狼を指示する素振りを見せないことから、あの狼はしっかりと自我を持っているようだ、と確認しつつも意識は男から外さない。
ふと、思ったことが口から滑り出た。
「お前の名前を聞いておこう」
普段なら、一度会っただけの人間の名を尋ねることなどしない。
尋ねなくとも、シャルナークに頼めば調べられないことではないし、そもそも名を聞くほどに興味を持つこと自体がほとんどないのだから、言ったクロロも内心で驚いた。
そこまでこの男に興味を抱いていたのか、と。
「名乗るのはやぶさかじゃないが、"人に尋ねるならまず自分から"、だろ?」
「…ククッ、いいだろう。……クロロだ。クロロ・ルシルフル」
「…やけにあっさり教えるんだな、驚いた」
本当に驚いたのだろう、男の揺るぎない瞳がわずかに見開かれた。
「俺はお前を、俺が思っている以上に気に入っているらしい」
「なんだそれ」
クスクス、と男にしては大人しく笑う男はどうやら本当にツボに入ったのか、軽く腰まで曲げて笑う。
それがまた新鮮でさらに興味を煽られる。
これは本当に、思った以上だ。
男も、クロロ自身も。
「ああ、クロロだな。俺はヒサギだ。ヒサギ・アカツキ。素性はまあ、"めくれば"わかるんじゃないかな」
「ヒサギか」
めくればわかる、ということであればそれなりに名前の売れている人物なのだろう。
近づく気配を捉えて振り返らずにシャルナーク、と名前を告げれば、現れた金髪の好青年は軽いフットワークでクロロの横に立つと、面白そうにヒサギに視線を投げた。
「何?」
「戻ったらヒサギについて調べておいてくれ」
「いいけど…って、ヒサギってコイツのことじゃないの?」
「そうだ」
「ええー?じゃあ今聞きゃいいじゃん…」
「何、彼も仲間?」
面白そうにしていた表情をげんなりさせるシャルナークに向かって首を傾げ、クロロに尋ねる。
会話の内容には一切触れないところが、名前以上の情報は自分で探れと言っていることに他ならない。
「ああ、シャルナークだ」
「面倒だろうからシャルでいいよ…また面倒そうなことに手を出したわけね、団長は」
まったく仕方ない、とため息をついた様を見て、これがもしかしたら日常茶飯事なのかもしれないとヒサギの脳裏によぎった。
「シャル、ね。ヒサギだ…と、まあ名乗ってはみているが、オトモダチになったわけではないから安心してくれ」
「この状況でオトモダチ作ってました、じゃさすがにフェイタンもキレるでしょ」
すでにキレてるだろうけど、と要らない捕捉をつけつつ、ため息をつくシャルナークは、さてじゃあこの状況をどうするつもりなんだ、とコッソリクロロをうかがう。
その表情は簡単には読み取れないほど変化がなく見えるが、シャルナークはわかってしまった。
クロロが、ヒサギの「オトモダチじゃない」という関係づけに対して、思うところがあるような様子を見せているのだと。
(何、団長ホントに気に入っちゃった訳?いない間に何があったんだか…)
「何呑気に話してるね!」
「ああ、フェイタンお疲れ様!手こずってるみたいだね」
「うるさいね!お前こそ突っ立ってないで働くね!!」
「…ということなんだけどね、団長?」
ずっとクロロとヒサギの脇で立ち回っていたフェイタンがしびれを切らしたようにクロロとシャルナークの傍へ戻り、同時にヒサギの元へ狼が戻る。
相当頭にきているのか、僅かに覗く瞳は怒りでギラギラと光っていた。
「おかえり、イド、シト」
「その双頭の狼、実に興味深いな」
「かわいいだろう?でももうおしまいな。このままじゃ俺も帰れない」
「帰す気などないと言ったら?」
「帰るよ。明日は休みだけど部屋の片づけがしたいからね」
なんとも庶民的な理由。
それにスルッと毒気を抜かれるが、いまだ発現したままの狼に、軽い緊張と殺気だけは消えない。
「イド、シト」
「…!」
ヒサギが狼の名を呼ぶ。
それだけで狼から溢れるオーラの量とその質が桁違いに変化した。
それに対応するようにシャルナークとフェイタンのオーラも重く鋭いものへと変化し、それぞれ一歩後退した。
動かなかったクロロも、そのオーラを鋭くする。
「俺は本が好きでね。本を大切にできない人はどんな人でも大っ嫌いだ。読むのならまだしも、読みもせず、保存に頓着もしないで飾っておくなんて本に対する最大の侮辱だと思わないか?」
「そうだな。知識を前に、それを取り込まない手はない」
ヒサギの突然とも言える問いかけに、応えたのはクロロだけだったが、どうやらヒサギにとってその返答は意外だったらしく、コトリと首を傾けた。
「おや…クロロは盗んで売り払うのが目的じゃないのか?」
「結果的にはそうだが、本を読むのが趣味なんだ」
「ふうん…」
クロロの返答に軽く思案する様子を見せて、次いでふわりと微笑んだ。
「そうか。売り払うのはいただけないからやっぱりこれは渡せないが、読みたいならいつでも俺を訪ねてくれればいい」
「…何?」
「古書を読む人は珍しい。もし望むなら、俺の書架に招待してもいいかな、と、思うくらいには、俺はクロロに興味がある」
「それはそれでありがたい申し出だが、今ここでみすみすお前と古書を逃しては、盗賊の名が廃る」
「……あれ、…うん?なんか、盗むもののなかに俺まで入っていないか?」
クロロの発言の中に引っかかるものを感じて思わず聞き返す。
クロロの目的は古書で、それを持っているヒサギは邪魔な存在のはずで、確かにこのわずかな時間にいくつかの会話を通して、思った以上にお互い意気投合してみたりはしたが、一定のラインは超えてはいない。
ここで切ってしまうには、僅かに惜しいと思える縁だとは思う。
だからこそヒサギは「いつでも訪ねて来い」と声をかけたのだから。
「俺はお前を気に入った。古書もいただくが、お前そのものを盗んでみるのも悪くはない」
「う、ううん…それは困る…」
戸惑うヒサギに呼応するように、狼の殺気が増した。
どうやら優秀な番犬らしい、とクロロは内心で呟く。
クロロとしては多少冗談の部分もあったわけだが、口に出してしまえば少しずつ本気になってきたというのだからたちが悪い。
「どのみちお前に逃げ場はない」
「…」
じり、と狭い室内で距離を詰める3人に、歯をむき出して威嚇する狼。
ヒサギ自身はまだ殺気すら出してはいない。
それはすでに自分のペースに落ち着いているクロロも同じだが。
不意に、ヒサギが哂った。
それは今までの笑みとは一線を画するような、ひどく鋭くて、なんともいえず妖艶な笑み。
一層色を濃くする瞳が闇色の髪の隙間からクロロを、まさに射抜くように、見た。
「盗んでみるといい。俺から、俺を、奪えるものなら」
ゾクリと、駆け上がるのは悪寒か、快感か。
ただ言えるのは、確かに"衝撃"と呼べるものであったということだけ。
「ますます、欲しくなった」
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なんとも予定外。
ここでおわってもいいか。
いいよね。
予定狂いまくってるけど。
マチ、出なかったけど。
どう、して!!←
割と不自然だよねえー…え…
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ジャンル雑多の二次創作小説(&絵)置き場。
BLありNLありdreamありです。
二次創作、やおい、BL、夢小説(男主・女主どちらも有)等をご存じない、または苦手な方にはブラウザバックorクローズ推奨。
「ABOUT」及び左側「傾向」欄に必ず目をお通し下さい。
ここは自己満足サイトです。
出来うる限り閲覧者様の気分を害さないよう気をつけますが、自己責任で閲覧できない方はお戻り下さい。合い言葉は「見なかったことにする」です。
以上を踏まえての苦情等は節度を持って。感想等はひとことでも嬉しいです。
只今の取り扱いジャンルは以下の通りですが、変動したり固定したり落ち着きがないかと。
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・イナズマイレブン
・涼宮ハルヒ(小説跡地のみ)
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・BASARA
・テニス
・OP/W!/HH
・FF7
その他突発的に。
どの作品についても、原作者・会社等とは関係ございません。
完全に個人の非公式なファンサイトです。
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